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アリムタ,米国で初めて,扁平上皮がん以外の非小細胞肺がんの維持療法剤として承認獲得

カテゴリ : 
がんの薬物療法
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 今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)で,扁平上皮がん以外の進行非小細胞肺がんに対するプラチナ製剤を含む1次化学療法(4サイクル)後の維持療法として,ペメトレキセド(商品名アリムタ)が効果的であることを示したランダム化第III相試験が報告されていますが,その結果に基づいて,ペメトレキセドが,米国で初めて,扁平上皮がん以外の非小細胞肺がんの維持療法剤としてFDAより承認を受けたことを,7月6日,Eli Lilly社が発表しています。


Eli Lilly社プレスリリース
http://newsroom.lilly.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=393967
ASCO2009情報:アリムタは,非小細胞肺がんの維持療法として意義がある!?
http://clinicalscience.info/modules/canser_info_blog/details.php?bid=321
ASCO2009情報:非小細胞肺がんの維持療法としてアバスチンとタルセバの併用は有効?!
http://clinicalscience.info/modules/canser_info_blog/details.php?bid=320
ASCO2009情報:タルセバは非小細胞肺がんの1次化学療法の維持療法としても有効!?
http://clinicalscience.info/modules/canser_info_blog/details.php?bid=309
イレッサは,非小細胞肺がんの維持療法としては効果が認められない
http://clinicalscience.info/modules/cancer_research/details.php?bid=1400

 今年のASCOではエルロチニブ(商品名タルセバ)なども非小細胞肺がんの1次化学療法後の維持療法として効果があることが発表されています。
 今回,FDAは初めて非小細胞肺がんの維持治療薬として,ペメトレキセドを承認しましたので,エルロチニブも承認される可能性があると考えられます。
 今後は,1次化学療法に続く維持療法の評価をすることが行われるような予感がします。