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米国がん研究協会ががんの予防の推奨を公開

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栄養と運動
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 米国癌研究協会(AICR)と世界がん研究基金(WCRF)は共同で,「Food Nutrition Physical Activity and the Prevention of Cancer: a Global Perspective」(食物,栄養,身体活動性(運動)とがんの予防:全体的な視点」という報告書がんの予防に関する運動と影響の推奨をまとめ公開しています。
米国癌研究協会(AICR)news

 報告書は膨大なものですので,機会がありましたら後日紹介したいとおもいますが,次のように推奨されています。

<推奨>
1.痩せすぎることなく,可能な限り体重コントロールすること。

2.毎日少なくとも30分間身体活動(運動)を行うこと。

3.砂糖が多い甘い飲み物を避け,エネルギーの多い食品(特に砂糖を加え,線維が少なく,脂肪が多い加工食品)の摂取を制限すること。

4.より多くの野菜,果物,全穀物,大豆など豆類を食べること(可能なら1日400g以上)。

5.赤肉(牛肉、豚肉、羊肉など)の摂取を制限し,特に加工肉は避けること(1週間で500g未満)。

6.1日のアルコールは、男性では2杯,女性では1杯までに制限すること。

7.塩分が多い食品や塩で加工した食品を制限すること(塩分摂取量は1日6g未満)。

8.がんの予防の目的でサプリメントは使用しないこと。

9.生後6カ月までは特に母乳が最良で,その後には,ほかの水分や食品を加えること。

10.治療後,がん生存者(サバイバー)は,がんの予防の推奨に従うべきであること。

 米国がん協会でも,同様な,がんの予防,がん生存者の身体活動(運動)と栄養に関するガイドラインを作成しています。弊サイトでも「栄養と身体活動についてというタイトルの解説書を紹介しています。閲覧希望の方は,無料会員にご登録いただければ,閲覧,ダウンロードが可能です。専門家が会議を重ね,まとめた推奨ですので,信頼できるものと思いますので,参考にしていただければ幸いです。
栄養と身体活動について

 健康的な食事と運動は,がんの予防だけでなく,がん生存者にも良好な結果をもたらす可能性があると思います。
 これまで記載した関連記事も参考にしていただければ幸いです。

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