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患者会「かざぐるま」での講演

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がん医療総論
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 自らが肺がん治療を行いながら,がん患者会を立ち上げ,多くの患者さんをサポートしているFumiさんの患者会「かざぐるま」で講演してきました。
今回のタイトルは,「副作用を知って上手く薬物療法を受けましょう」で,副作用の多い抗がん剤の特徴を知って,いつ,どのように副作用が起きるのか,どのように予防や対処できるのかを中心に話してきました。
かざぐるまHP

 僕の話は少し難しいらしく,前回,参加された医療専門職の方が,「自分たちにも理解が難しい内容を患者さんが一生懸命勉強して,納得されていることにショックを受けている」とFumiさんに話されたと聞きました。
 抗がん剤に限らず,薬や治療を正しく理解すれば,納得した治療を受けられることが多くなりますので,正しくご理解頂くために,少し難しい話しも可能な限り簡単にお話しなければならないと思っています。

 薬剤師や看護師への講演では,「この程度は知っているだろう」,「知っておかなければならない」というスタンスで話しますが,患者さんや一般の方々には,基礎にある考え方から現在の治療法に関してまで,理解しやすいように話さなければなりません。そのためには,僕自身がきちんと理解していなければなりませんので,患者会でお話することは,自分の知識がどの程度あるのかを確認できるという場になり,改めて勉強し直すことも度々ですし,幅広い知識が身に付くことになります。

 今回も2時間の講演で,内容は少し難しかったかもしれませんが,がんの薬物療法を安全に行って頂くための話をしました。いつもの事ながら,真剣に聞いて下さる患者さんの目に後押しされながら話したような気持ちでいます。僕にとっては,大事な大事な成長の場であることを再認識しました。

 終了後,多くの方々から質問がありましたが,僕の話を参考に,多くの方々が,うまく薬物療法を受けられて,悔いのない人生を送っていただければ,この上もない喜びです。
 Fumiさんは,1週間前に転倒されたために,車椅子で登場されました。
いつも,講演の際には,“つかみ”を何にするのかを考えていますが,今回は,冒頭に挨拶したFumiさんのパーフォーマンスに完全に食われてしまい,考えていたことを全て忘れてしまいました。
 挨拶をするために,車椅子から立ち上がれたFumiさんが,骨折予防に装着しているコルセットを参加の方々にお見せするために,シャツをたくし上げたかと思うと次は脱毛で毛髪が生え始めた姿を見せるために,ウイッグを外して見せるというパーフォーマンス,吃驚して何を話す予定だったのか・・・・。
 車椅子でもお元気そうで,コルセットを見せたり,ウイッグを外して見せるというFumiさんは,やっぱり強いですね。 多くの患者さんが,Fumiさんのように強く生き抜いて頂ければと心より祈っています。

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