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 今年のノーベル物理学賞は,日本の研究者3名が受賞することが報道されています。
 ノーベル賞のパロディ的なものかもしれませんが,イグ・ノーベル賞という「笑えるとしか言いようがなく,しかも記憶に残り,人々を考えさせる業績」に贈られる賞があることを知りました。

 
 日本の研究者もイグ・ノーベル賞を受賞しているようで,昨年は,「牛糞からバニラ香料成分の抽出」研究で受賞した山本麻由さんが受賞し,今年は,脳を持たない真正粘菌が迷路の最短経路を見つけることを発見した中垣俊之・北海道大准教授ら6人の研究が認知科学賞を受賞したようです。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200810030007.html

 興味があるのは,医学賞です。受賞した研究は,高価なプラセボほど,安いプラセボよりも効果が高いこと証明した米デューク大学のダン・アリエリー行動経済学教授が受賞したようです。
 プラセボは,砂糖や生理食塩液など,外見は薬に見えても,薬としては特別な生理活性を示さない薬に見せかけたものです。
 このような薬に見せかけたものでも,薬だと信じ込むことによって何らかの改善がみられることがありますが,そのような効果をプラセボ効果といいます。このような効果は,薬を飲んでいるという心理的な効果によりもたらさせると考えられています。
 今回の受賞は,プラセボでも値段が高いものは,安いものより効果が強くみられるということを示し,高価なものほど,心理的な効果が強いことを示しています。
 この話を聞いて,思い出すのは,化粧品と精力剤は,高いものほど売れると話を思い出しました。
 100円化粧品と資生堂などの高価な化粧品は,成分は殆ど同じなのに,高価な化粧品が売れると言われていましたし,ユンケルは,安いものより,高いものが売れると言われていました(成分はカフェインの量は違うと思いますが,大きな差はなかったと記憶しています。間違っているかもしれませんが)。 
 ダン・アリエリー教授は,「何かを期待すれば,人間の脳はそれを実現させるよう働く」と述べているようですが,高価なものほど効果があることを期待しているのでしょうね。

 この心理効果はどのような治療法でもみられると思います。
 医師,看護師,薬剤師を信じて,納得した治療を受けると効果は高まる可能性もあるかもしれません。

 抗がん剤でも,高い薬ほどほど,効果があればいいですね。

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