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がん臨床研究情報

 [更新日:2019年10月15日]

 抗PD-1抗体であるアテゾリズマブ(商品名テセントリク)は標準化学療法との併用で進展型小細胞肺がんの1次療法として有効であることが報告されています。Lancet誌のオンライン版に,進展型小細胞肺がんの1次療法として,プラチナ製剤とエトポシド併用療法に抗PD-L1抗体デュルバルマブ(商品名イミフィンジ)を併用する群とプラチナ製剤とエトポシド併用療法との効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(CASPIAN試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年10月11日]

 エキソン19の欠失(del 19)やエクソン20のL858R(Leu858ArgのEGFR遺伝子変異が認められる非小細胞肺がんには,ゲフィチニブ(商品名イレッサ)やエルロチニブ(商品名タルセバ)などのEGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)は効果的であることが知られています。また,エルロチニブと抗VEGF抗体であるベバシズマブ(アバスチン)の併用も良好な効果を示すことが報告されています。Lancet Oncology誌のオンライン版に,EGFR遺伝子変異が認められる非小細胞肺がんの1次療法として,細胞外ドメインの血管内皮増殖因子受容体(VEGFR-2)に対する完全ヒト型IgG1モノクロナル抗体であるラムシルマブ(商品名サイラムザ)とエルロチニブの効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(RELAY試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年10月10日]

 進行大腸がん患者のに対する推奨される1次化学療法には,5-FU/ホリナートとオキサリプラチン(商品名エルプラット)のFOLFOX療法がありますが,末梢神経障害のためオキサリプラチンの長期投与は断念せざる得なくなることが多いことが知られています。European Journal of Cancer誌に,FOLFOX療法とパニツヌマブ(商品名ベクティビックス)併用による導入療法後,維持療法として,FOLFOX療法とパニツヌマブを投与する群とオキサリプラチンを投与しない5-FU/ホリナートとパニツヌマブを投与する群の効果と末梢神経障害の頻度を比較するオープンラベル,ランダム化比較第II相試験(SAPPHIRE試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年10月9日]

 ホルモン受容体陽性転移性乳がんの1次療法として,内分泌療法とベバシズマブ(商品名アバスチン)の併用療法は議論の多い結果となっています。 European Journal of Cancer誌に,同様のプロトコルで標準的な内分泌療法とベバシズマブの併用療法の効果を評価したランダム化比較第III相試験であるLEA試験とCALGB40503試験の統合解析結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年10月8日]

 内分泌治療にも関わらず増悪が認められたホルモン受容体陽性,HER2陰性進行乳がん患者を対象に,選択的CDK4/6阻害薬であるアベマシクリブ(商品名ベージニオ)とフルベストラント(商品名フェソロデックス)の併用効果を評価するランダム化比較第III相試験(MONARCH-2試験)で,アベマシクリブとフルベストラント併用群は,無増悪生存期間,奏効率を有意に改善することが認められています。JAMAOncology誌のオンライン版に,追跡調査による全生存期間に対する効果を検討した結果が報告されています。

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