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がん臨床研究情報

 [更新日:2017年4月17日]

 進行がん患者では,食欲減少などにより,るいそうを伴う悪液質となり,種々の機能が低下することがあります。グレリン (ghrelin) は,胃から産生されるペプチドホルモンで,下垂体に働き成長ホルモン分泌を促進し,また視床下部に働き食欲を増進させることも知られています。Lancet Oncology誌に,6ヵ月以内に5%以上体重が減少またはBMIが20kg/m2未満の切除不能III期またはIV期非小細胞肺がん患者を対象にグレリン受容体作動薬であるアナモレリンの改善効果を比較する2つのプラセボ比較,二重盲検,ランダム化第III相試験(ROMANA1試験,ROMANA2試験)の結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年4月14日]

 進行尿路上皮がんの2次療法としては,ドセタキセルが標準と考えられていますが,抗VEGFR-2抗体であるラムシルマブとドセタキセルと併用療法がドセタキセルより効果的である可能性が報告されています。抗PD-1抗体であるペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)に関しては,有効な可能性があるもののやや問題がありそうな結果でした。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,プラチナを中心とする化学療法で効果が認められなかった進行尿路上皮がんの2次療法として,VEGF受容体チロシンキナーゼ阻害剤であるパゾパニブ(商品名ヴォトリエント)とパクリタキセルの週1回投与の効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第II相試験結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年4月12日]

 シスプラチンと5-FUを含む術前化学療法は切除可能局所進行食道がん患者のアウトカムを改善することが報告されています。Annals of Oncology誌に,切除可能局所進行食道扁平上皮がん患者に対する術前化学療法として,シスプラチンと5-FU併用のCF療法にドキソルビシンを併用するACF療法とCF療法にドセタキセルを併用するDCF療法の無再発期間を比較するランダム化比較第II相試験(OGSG1003試験)結果が報告されています。

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 [更新日:2017年4月10日]

 大腸がんの効果的な化学療法剤として,経口フッ化ピリミジン製剤のS-1(商品名ティーエスワン)やカペシタビン(商品名ゼローダ)が知られていますが,有効性と安全性を直接比較した成績は殆どありませんでした。Annals of Oncology誌のオンライン版に,転移性大腸がん患者に対する1次療法として,S-1とカペシタビンの手足症候群の出現頻度とその他の有害事象,そして有効性を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(SALTO試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年4月7日]

 初期トリプルネガティブ乳がん患者を対象とする術後療法として,化学療法単独群と化学療法とベバシズマブの併用群の効果を比較したランダム化比較第III相試験(BEATRICE試験)結果が報告されていますが,Annals of Oncology誌に追跡による最終有効性解析と安全性の検討を行った研究論文が掲載されています。

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