TOP  >  がん臨床研究情報  >  最新エントリー

がん臨床研究情報

 [更新日:2018年9月7日]

 ニンテダニブ(商品名オフェブ)は、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)および線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)、血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)を標的とする低分子チロシンキナーゼ阻害薬で,「特発性肺線維症」に対する治療薬として認可されています。また,卵巣がんや非小細胞肺がんに対する有効性も報告されています。Annals of Oncology誌のオンライン版に,標準治療で増悪した局所進行性または転移性大腸がんに対するニンテダニブの効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(LUME-Colon 1試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年9月6日]

 細胞周期G1期からS期へ移行させるサイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6を選択的に阻害するパルボチクリブ(商品名イブランス)が,ホルモン受容体陽性,HER2陰性の手術不能または再発乳がん治療薬として,承認されています。Annals of Oncology誌に,これまで1次または2次の内分泌療法にもかかわらず,増悪したホルモン受容体陽性,HER2陰性転移性乳がん患者を対象に,パルボチクリブ単独群と増悪前に投与していた内分泌療法との併用群との効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第II相試験(TREen試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年8月28日]

 mTOR阻害薬として知られるエベロリムス(商品名アフィニトール)は,腎細胞がんや神経内分泌腫瘍に対して効果的な薬剤であることが知られています。Annals of Oncology誌に,シクロホスファミド,ドキソルビシン,ビンクリスチン,プレドニゾン併用のCHOP療法などの化学療法に抗CD20抗体であるリツキシマブ(商品名リツキサン)を併用するR-CHOP療法などを1次療法による完全寛解(CR)が得られたびまん性大細胞B細胞リンパ腫(DLBCL)患者を対象に,エベロリムスを1年間投与する群の効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(PILLAR-2試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年8月24日]

 転移性大腸がんに対して,標準化学療法に抗VEGF抗体であるベバシズマブ(商品名アバスチン)や抗EGFR抗体の併用の有効性が報告されています。また,KRAS遺伝子野生型の転移性大腸がんに対しては,抗EGFR抗体であるセツキシマブ(商品名アービタックス)やパニツヌマブ(商品名ベクチビックス)が,抗VEGF抗体であるベバシズマブより効果的であるとの報告もあります。OncoTarget and Therapy誌に,転移性大腸がんに対するベバシズマブと抗EGFR抗体の効果比較を行った試験のメタ分析結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年8月20日]

 アフリベルセプト(商品名ザルトラップ)は,VEGF受容体-1および-2のVEGF結合部位とヒト免疫グロブリンIgG1のFc部分を融合させたVEGF Trapと呼ばれており,オキサリプラチンを含むレジメンで増悪が認められた転移性大腸がん患者を対象に,イリノテカン,5-FU,ホリナート併用のFOLFIRI療法とアフリベルセプトの併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(VELOUR試験)結果が報告されています。Journal of Geriatric Oncology誌に,この試験の年齢(65歳未満と65歳以上)の影響を検討した研究論文が掲載されています,

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません