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がん臨床研究情報

 [更新日:2017年6月12日]

 先日,日本で行われたALK融合遺伝子陽性(以下,ALK陽性)非小細胞肺がんに対するクリゾチニブ(商品名ザーコリ)とアレクチニブ(商品名アレセンサ)の効果を直接比較するランダム化比較第III相試験(J-ALEX試験)の結果を紹介しましたが,New England Journal of Medicine誌のオンライン版に,J-ALEX試験と同時に行われていたクリゾチニブとアレクチニブの効果を比較する国際,ランダム化比較第III相試験(ALEX試験)の結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年6月9日]

  ホルモン受容体陽性進行乳がんに対し,細胞周期G1期からS期へ移行させるサイクリン依存性キナーゼCDK4/6の選択的阻害薬の有効性が報告され,ホルモン受容体陽性進行乳がんの有効な治療薬の一つとして評価されています。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,ホルモン受容体陽性,HER2陰性進行乳がん患者を対象として,フルベストラントと選択的CDK4/6阻害薬であるアベマシクリブの併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(MONARCH 2試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年6月7日]

 ペルツズマブ(商品名パージェタ)は,HER2の二量体形成に必須なドメインIに結合しヘテロ二量体形成を阻害することなどにより腫瘍の増殖を抑制する抗体製剤で,HER2陽性の手術不能または再発乳がんに対して,トラスツズマブ(商品名ハーセプチン)とドセタキセルにペルツズマブ併用することにより,効果的であることが報告されています。New England Journal of Medicine誌のオンライン版に,HER2陽性初期乳がん患者を対象として,術後化学療法とトラスツズマブにペルツズマブの併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較試験(APHINITY試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年6月5日]

 ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)が亢進しているがん細胞は,化学療法に抵抗性を示すことが知られています。PARP阻害薬は,このような細胞に対して特異的に細胞死を誘導することが知られています。New England Journal of Medicine誌のオンライン版に,生殖系にBRCA変異が認められ,これまで転移腫瘍に対する化学療法を1レジメン以内行ったHER2陰性転移性乳がん患者を対象にPARP阻害薬オラパリブ(商品名リンパルザ)と主治医が選択する化学療法の効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(OlympiAD試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年6月2日]

 乳がんの術前化学療法や術後化学療法は標準治療と評価されていますが,術前化学療法を行い原発巣を切除した例で,がん細胞の残存が確認された患者に対しては,どのような治療を行うべきかという点に関しては議論があるところです。New England Journal of Medicine誌に,術前化学療法を行い原発巣を切除した例で,がん細胞の残存が確認された乳がん患者を対象に,カペシタビン単独投与を行う群と無治療対照群の予後を比較するランダム化比較第III相試験(CREATE-X試験)結果が掲載されています。

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