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がん臨床研究情報

 [更新日:2019年8月19日]

 HER2陽性初期乳がん患者に対する術後療法のトラスツズマブの投与期間の効果を検討したShortHER試験では,トラスツズマブ9週投与群と1年投与群では無病生存期間,全生存期間には両群に有意差は認められませんでしたが,トラスツズマブの9週投与群の非劣性も認められませんでした。Annals of Oncology誌にこのShortHER試験に参加した患者を用いて,腫瘍浸潤リンパ球(TIL)の程度と無遠隔転移無病生存期間(DDFS)との関連性およびトラスツズマブの投与期間の関連性を検討した探索試験結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年8月8日]

 抗PD-1抗体や抗PD-L1抗体などの免疫チェックポイント阻害薬は種々のがん種で有効性が認められていますが乳がんに対する試験結果は多くなく,IMpassion130試験で,トリプルネガティブ転移性乳がん患者の1次療法として,アテゾリズマブ(商品名テセントリク)とナノ粒子化アルブミン結合パクリタキセル(nab-パクリタキセル,商品名アブラキサン)の併用効果が報告されている程度と思います。Annals of Oncology誌に,トリプルネガティブ転移性乳がん患者に対する化学療法とデュルバルマブ(商品名イミフィンジ)併用による術前化学療法の効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第II相試験(GeparNuevo試験)結果が報告されています。

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 [更新日:2019年8月6日]

 HER2陽性転移性乳がんの1次療法として,トラスツズマブ(商品名ハーセプチン)とドセタキセルの併用療法にペルツムマブ(商品名パージェタ)を加えることが標準的であると言われています(異論がありますが)。Annals Of Oncology誌に,トラスツズマブとペルツムマブにドセタキセル併用が効果的か,またパクリタキセル併用が効果的かを検討したオープンラベル,単群(タキサン併用群のみ)IIIb相試験結果(PERUSE試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年8月2日]

 高リスクII期またはIII期結腸がんの術後補助化学療法として,オキサリプラチン,5-FU/ホリナート併用のFOLFOX療法とオキサリプラチンとカペシタビン併用のCAPOX療法の各々3ヵ月投与が良いか,6ヵ月投与が良いかを検討する国際試験IDEA試験の中で,日本で行われた,ACHIEVE試験,イタリアで行われたTOSCA試験,英国などの欧州で行われたSCOT試験,フランスで行われたIDEA France試験の結果が報告されています。
Annals of Oncology誌のオンライン版にギリシャで行われたHORG試験の結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年8月1日]

 ゾロドロネートなどのビスフォスフォネート製剤やデノスマブ(商品名ランマーク)は,骨量減少を予防する効果を示すことが知られていますが,顎骨壊死(MRONJ)の重篤な有害反応を引き起こすことも報告されています。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版にMultinational Association of Supportive Care in Cancer(MASCC)/International Society of Oral Oncology(ISOO)/Amerikann Society of Clinical Oncology(ASCO)合同で作成した顎骨壊死(MRONJ)の予防と治療に関する診療ガイドラインが掲載されています。このガイドラインのクリニカルクエッション(CQ)と推奨を紹介します。

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