TOP  >  がん臨床研究情報  >  最新エントリー

がん臨床研究情報

 [更新日:2018年7月3日]

 μオピオイド受容体作動薬であるヒドロモルフォンは速放性製剤(商品名ナルラピド)と持続性製剤(商品名ナルサス)があり,モルヒネあるいはオキシコドンと同等の鎮痛効果および副作用を示すことが報告され,EAPC(欧州緩和ケア学会)では,経口モルヒネ,経口オキシコドンと同様に経口ヒドロモルフォンは中等度~高度の痛みに対する第一選択薬とされています。 Japanese Journal of Clinical Oncology誌に,2週以内にオピオイド鎮痛薬を使用せずに,疼痛緩和に非オピオイド鎮痛薬を使用し,登録時24時間以内の平均疼痛がVASで35mm以上認めるがん患者を対象にヒドロモルフォンの速放性製剤のオキシコドンの速放性製剤に対する非劣性を評価する日本の二重盲検,ランダム化比較第III相試験結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年6月26日]

 プラチナ製剤を含む(テガフールを除く)術後補助化学療法は,IB-II期例では良好な効果を示しますが,IA期はII期に比較してDNA除去修復酵素であるERCC1発現例が多いことから,IA期ではプラチナ製剤が効果を示さず,手術単独群が良好な結果を示さえています。Journal of Thoracic Oncology誌に,完全切除したIB~IIIA期非小細胞肺がん患者を対象に,術後化学療法として,パクリタキセルとカルボプラチン併用群とUFT単独群の効果を比較したオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(SLCG0401試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年6月25日]

 転移性腎細胞がんでは,腫瘍減量手術が標準的になっています。マルチキナーゼ阻害薬であるスニチニブ(商品名スーテント)も転移性腎細胞がんの標準治療として位置づけられています。New England Journal of Medicine誌に,転移性腎細胞を対象に,腫瘍減量手術後にスニチニブを投与する群と腫瘍減量手術を行わずスニチニブを投与した群の効果を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(CARMENA試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年6月21日] 

 シスプラチンによる聴力障害に対するチオ硫酸ナトリウムによる予防効果を評価するランダム化比較第III相試験(ACCL0431試験)では,チオ硫酸ナトリウムを併用することにより,シスプラチンを含む化学療法の聴力障害を有意に抑制することが認められましたが,遠隔転移例では,チオ硫酸ナトリウム併用の全生存期間が対照群に比較して有意に短縮することが認められ,チオ硫酸ナトリウム投与により,シスプラチンの効果を減弱する可能性も示唆されています。New England Journal of Medicine誌に,生後1ヵ月以上から18歳未満までの標準リスクの肝芽腫を有する18歳未満までの患者を対象に,シスプラチン投与後にチオ硫酸ナトリウムを投与し,全生存期間や無事象生存期間に悪影響なしにシスプラチンによる聴力障害の頻度や重症度を減弱するかどうかを検討したランダム化比較第III相試験(SIOPEL試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年6月20日] 

 メタ分析などで食道がんに対する術前化学放射線療法の有効性が報告されています。Annals of Oncology誌に,切除可能食道がん患者を対象に,術前化学放射線療法と手術を行う群を対照群として,術前化学放射線療法と手術を行う群に術前及び術後にセツキシマブを併用する群の効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(SAKK75/08試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません