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がん臨床研究情報

 [更新日:2018年3月15日]

 深部静脈血栓症などには静脈注射剤の低分子ヘパリンであるダルテパリン(商品名フラグミン)が標準と考えられていますが,Xa阻害薬の直接経口抗凝固薬であるエドキサバン(商品名リクシアナ)の可能性も指摘されています。New England Journal of Medicine誌に急性症候性または偶発的静脈血栓塞栓症を有するがん患者を対象に経口剤のエドキサバンの皮下投与のダルテパリンに対する非劣性を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III試験 (PROBE試験) 結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年3月14日]

 進行上咽頭がん患者に対しては,シスプラチンを併用する化学放射線療法が標準治療と考えられていますが,悪心・嘔吐,腎毒性,聴力障害などの有害反応が知られており,これらの有害事象の軽減が重要になってきています。Lancet Oncology誌のオンライン版に,角化していないII-IV期の上咽頭がん患者を対象にネダプラチン(商品名アクプラ)を含む同時化学放射線療法のシスプラチンを含む同時化学放射線療法に対する非劣性を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年3月13日]

 パクリタキセルなどの微小管作用薬は,末梢神経障害が問題になることがありますが,その対策は必ずしも確立されておらず,長期にわたって患者のQOLを低下させることが知られています。Journal of National Cancer Institute誌に凍結グローブ・ソックスを用いて,パクリタキセルの週一回投与による末梢神経障害を予防しうるかどうか検討した試験結果がJournal of National Cancer Insitute誌に掲載されています。

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 [更新日:2018年3月7日]

 シクロホスファミドなその低用量の抗がん剤を投与するメトロノーミック化学療法に関しては,その有効性を示した明確なエビデンスがなく,現状では,一般に勧められない治療法と思います。Lancet Oncology誌に高齢のHER2陽性転移性乳がん患者を対象に,抗HER2抗体であるトラスツズマブ(商品名ハーセプチン)とHER2のヘテロ二量化を阻害するペルツズマブ(商品名パージェタ)の併用療法に低用量のシクロホスファミド50mg/日の併用効果を評価するオープンラベル,ランダム化第II相試験(EORTC75111-10114試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年3月6日]

 凝固能の亢進や静脈血栓塞栓は,治療に影響し,時にがん患者の予後に悪影響することが知られ,低分子ヘパリンによる凝固阻害は,静脈血栓塞栓を予防し,腫瘍の増殖を抑制する可能性が指摘されています。しかし,これらを支持するランダム化比較試験は少ないことが知られています。Annals of Oncology誌に,新たに診断された小細胞肺がん患者を対象に低分子ヘパリンであるエノキサパリンの生存期間への影響を検討したランダム化比較第III相試験(RASTEN試験)結果が掲載されています。

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