TOP  >  がん臨床研究情報  >  最新エントリー

がん臨床研究情報

 [更新日:2017年10月16日]

 EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)は,エクソン19欠失やL858Rの活性型EGFR遺伝子変異が認められる例に効果的であることが知られていますが,エクソン20のT790Mが認められる例には,第一世代,第二世代のEGFR-TKIは耐性を示し,第三世代のEGFR-TKIといわれるオシメルチニブ(商品名タグリッソ)は効果を示すことが知られています。Lancet Oncology誌のオンライン版に,活性型EGFR遺伝子変異を有する進行非小細胞肺がんに対する1次療法として,第二世代の不可逆的EGFR-TKIであるダコミチニブと可逆的EGFR-TKIであるゲフィチニブ(商品名イレッサ)の効果を比較するランダム化比較第III相試験(ARCHER1050試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2017年10月13日]

 B細胞上に発現するCD20に対する抗体としてリツキシマブ(商品名リツキサン)が知られていますが,糖鎖改変型タイプII抗CD20モノクローナル抗体としてオビヌツズマブ(商品名Gazyva)が開発され,米国などでは濾胞性リンパ腫(FL)や慢性リンパ性白血病(CLL)の治療薬として知られています。New England Journal of Medicine誌にCD-20陽性濾胞性リンパ腫に対する1次療法として,標準化学療法にリツキシマブ併用する群とオビヌツズマブ併用群の効果を比較するランダム化比較第III相試験(GALLIUM試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2017年10月11日]

 選択的CDK4/6阻害薬として知られるアベマシクリブは,ホルモン受容体陽性,HER2陰性進行乳がんの2次療法として,フルベストラントとの併用により,フルベストラント単独群に比較して,無増悪生存期間や奏効率が有意に改善することがランダム化比較第III相試験(MONARCH 2試験)で報告されています。Journal of Clinical Oncology誌に,ホルモン受容体陽性,HER2陰性の閉経後進行乳がん患者の1次療法として,非ステロイド性アロマターゼ阻害薬であるレトロゾール(商品名フェマーラ)またはアストロゾール(商品名アリミデックス)とアベマシクリブの併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(MONARCH 3試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2017年10月6日]

 活性型EGFR遺伝子変異が認められる進行非小細胞肺がんの1次療法としてのゲフィチニブ(商品名イレッサ)投与によりCRまたはPRが得られ,6ヵ月以降に増悪した患者を対象に,化学療法とイレッサ併用の効果を評価したランダム化比較試験(IMPRESS試験)で,主要評価項目である無増悪生存期間の改善効果は認められず,副次的評価項目である全生存期間は追跡期間が不十分ながら,化学療法単独群に比較して,有意に不良であることが報告されています。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,全生存期間などの最終追跡結果とT790M変異状態などのバイオマーカーの影響を検討した結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2017年10月4日]

 オピオイド誘発便秘に対して,末梢作用性μオピオイド受容体拮抗薬の一つであるナルデメジン(商品名スインプロイク)の有効性を検討するランダム化比較第IIb相試験結果が報告されています。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,オピオイド誘発便秘を訴えるがん患者を対象に,ナルデメジンの有効性と安全性を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験 (COMPOSE-4試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません