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がん臨床研究情報

 [更新日:2017年8月10日]

 子宮頸がんなどの扁平上皮がんに対しては,放射線療法単独より同時化学放射線療法が効果的と一般的に考えられているようですが,IIIB期子宮頸がんに関しては必ずしも明確になっていないようです。JAMA oncology誌にIIIB期子宮頸扁平上皮がん患者に対するシスプラチンを基本とする同時化学放射線療法群と放射線療法単独群の効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年8月6日]

 転移性胃がんまたは胃・食道接合部がん患者を対象として,これまでの欧米での標準治療であるドセタキセル,シスプラチン,5-FU併用のDCF療法とDCF療法の変法(mDCF療法)の有効性と安全性を比較検討するランダム化比較第II相試験結果が報告されています。Gastric Cancer誌に進行または局所再発胃がん患者の1次療法として,mDCF療法とシスプラチンと5-FU併用のCF療法の効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年8月2日]

 進行胃がんの3次療法としては,我が国では,抗PD-1抗体のニボルマブ(諸品名オプチーボ),イリノテカン,パクリタキセル,ドセタキセルやラムシルマブなどが推奨されています。Annals of Oncology誌のオンライン版に,転移性胃がんまたは胃・食道接合部がん患者の3次療法として,ヒト抗PD-L1モノクロナル抗体であるアベルマブ(商品名バベンチオ)の効果を評価するランダム化比較第III相試験(JAVELIN Gastric 300試験)結果が報告されています。

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 [更新日:2018年7月31日]

 パクリタキセルは優れた抗腫瘍効果を有し,種々のがん種で標準薬物療法の一つに位置づけられていますが溶解性が非常に悪いため,非常に溶解性の高い溶剤を用いることになります。そのため,アルブミン結合し,ナノ粒子化した製剤(nab-パクリタキセル,商品名アブラキサン)が開発されています。JAMA Oncology誌に,HER2陰性乳がん患者を対象に,術前化学療法としてパクリタキセルとnab-パクリタキセルの病理学的完全奏効(pCR)に対する効果を比較するランダム化比較第III相試験(ETNA試験)結果が報告されています。

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 [更新日:2018年7月26日]

 Early Breast Cancer Trialists' Collaborative Groupのメタ分析で初期乳がんの術前化学療法と術後化学療法の効果を比較した結果,遠隔転移再発,全死亡率,乳がん特異的死亡率には両群の差は認められませんでした。またトリプルネガティブ乳がんに関して,プラチナ製剤を含む術前化学療法の意義について議論があります。Annals of Oncology誌にトリプルネガティブ乳がん患者に対するプラチナ製剤を含む術前化学療法の意義を評価するメタ分析結果が掲載されています。

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