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がん臨床研究情報

 [更新日:2017年4月5日]

 限局型小細胞肺がん患者では,化学療法で完全奏効が得られた例では,予防的全脳照射(PCI)を行うよう勧められていますが,進展型小細胞肺がん患者では,予防的全脳照射(PCI)は脳転移の発症を抑制しますが,全生存期間はむしろ生存期間を短縮させる可能性が示されていました。Lancet Oncology誌のオンライン版に,このPCIの効果を評価するランダム化比較第III相試験結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年4月3日]

 進行胃がんの1次療法として,シスプラチンとS-1併用のCS療法とオキサリプラチンとS-1併用のSOX療法とは,無再発生存期間,全生存期間ともに非劣性が認められています。また,大腸がんに対しては,オキサリプラチンと5-FU/ホリナート併用のmFOLFOX6療法などにベバシズマブ(商品名アバスチン)併用療法の有効であることが知られています。ESMO Open誌に,転移性大腸がんに対する1次化学療法として,SOX療法とベバシズマブ併用とmFOLFOX6療法とベバシズマブ併用の非劣性を評価するランダム化比較試験(SOFT試験)結果が報告されています。

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 [更新日:2017年3月31日]

 III期非小細胞肺がんに対しては化学放射線療法が標準ですが,どのような化学療法が最も効果的かはいまだ明らかにされていないようです。Annals of Oncology誌にIII期非小細胞肺がん患者を対象に,同時胸部放射線療法を併用するエトポシド/シスプラチン併用を4週毎行うEP療法とカルボプラチン/パクリタキセル併用療法を週1回行うPC療法の効果を比較するランダム化比較第III相試験結果が掲載されてます。

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 [更新日:2017年3月29日]

 ダサチニブ(商品名スプリセル)は,BCR-ABLチロシンキナーゼ,SRCファミリーキナーゼ,PDGF(血小板由来増殖因子)β受容体でATP結合を競合阻害することで抗腫瘍効果を発揮する薬剤として知られています。膵管腺がんではSRCキナーゼが過剰発現していることから,SRCキナーゼであるダサチニブの有効性が期待されています。Annals of Oncology誌に,局所進行,非遠隔転移の膵管腺がん患者を対象として,ダサチニブとゲムシタビンの併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第II相試験結果が報告されています。

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 [更新日:2017年3月27日]

 トラスツズマブ・エムタンシン(T-DM1,商品名カドサイラ)は,抗HER2抗体であるトラスツズマブにエムタンシン(DM1)にを結合させた製剤で,トラスツズマブ単剤治療に抵抗性となったHER2陽性進行乳がんに対して効果的であることが報告されています。Lancet Oncology誌のオンライン版に,HER2陽性進行胃がん(非切除,局所進行または転移性胃がん,胃-食道接合部がん)の2次療法として,T-DM1とパクリタキセルまたはドセタキセルのタキサン製剤との効果を比較するランダム化比較第II相/第III相試験(GATSBY試験)結果が掲載されています。

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