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がん臨床研究情報

 [更新日:2018年8月28日]

 mTOR阻害薬として知られるエベロリムス(商品名アフィニトール)は,腎細胞がんや神経内分泌腫瘍に対して効果的な薬剤であることが知られています。Annals of Oncology誌に,シクロホスファミド,ドキソルビシン,ビンクリスチン,プレドニゾン併用のCHOP療法などの化学療法に抗CD20抗体であるリツキシマブ(商品名リツキサン)を併用するR-CHOP療法などを1次療法による完全寛解(CR)が得られたびまん性大細胞B細胞リンパ腫(DLBCL)患者を対象に,エベロリムスを1年間投与する群の効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(PILLAR-2試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年8月24日]

 転移性大腸がんに対して,標準化学療法に抗VEGF抗体であるベバシズマブ(商品名アバスチン)や抗EGFR抗体の併用の有効性が報告されています。また,KRAS遺伝子野生型の転移性大腸がんに対しては,抗EGFR抗体であるセツキシマブ(商品名アービタックス)やパニツヌマブ(商品名ベクチビックス)が,抗VEGF抗体であるベバシズマブより効果的であるとの報告もあります。OncoTarget and Therapy誌に,転移性大腸がんに対するベバシズマブと抗EGFR抗体の効果比較を行った試験のメタ分析結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年8月20日]

 アフリベルセプト(商品名ザルトラップ)は,VEGF受容体-1および-2のVEGF結合部位とヒト免疫グロブリンIgG1のFc部分を融合させたVEGF Trapと呼ばれており,オキサリプラチンを含むレジメンで増悪が認められた転移性大腸がん患者を対象に,イリノテカン,5-FU,ホリナート併用のFOLFIRI療法とアフリベルセプトの併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(VELOUR試験)結果が報告されています。Journal of Geriatric Oncology誌に,この試験の年齢(65歳未満と65歳以上)の影響を検討した研究論文が掲載されています,

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 [更新日:2018年8月17日]

 ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)が亢進し,生殖系にBRCA1またはやBRCA2の変異を認める乳がんや卵巣がんにはPARP阻害薬が効果的であることが報告されています。New England Journal of Medicine誌のオンライン版に,これまで3レジメン以下の治療を行ってきた生殖系にBRCA1/2の変異を認める乳がん患者に対して,PARP阻害薬であるタラゾパリブの効果を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(EMBRACA試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年8月14日]

 EAPC(欧州緩和ケア学会)では,経口モルヒネ,経口オキシコドンと同様に経口ヒドロモルフォンは中等度~高度の痛みに対する第一選択薬とされているヒドロモルフォンの速放性製剤の評価試験結果は,先日このサイトで紹介しました。ヒドロモルフォンの徐放製剤(商品名ナルサス)についても,オキシコドン徐放製剤(商品名オキシコンチン)との効果比較を行った二重盲検,ランダム化比較第III相試験結果がJournal of Pain Research誌に報告されています。

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