がん臨床研究情報

 [更新日:2016年4月11日]

 直腸がん治療において,遠隔および局所再発の予防することが重要な課題となっており,術後化学療法について研究されているが,未だ最良のレジメンの報告は少ないようです。Annals of Oncology誌に,II期/III期の直腸がん患者を対象に,術後補助化学療法として,標準治療と報告されているUFTに対するS-1の優越性を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(JFMC35-C1試験,ACTS-RC試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年9月17日]

 進行期で治療経験のない濾胞性リンパ腫に対しては,抗CD20抗体リツキシマブ(商品名リツキサン)と化学療法との併用が効果的であることが知られています。New England Journal of Medicine誌に,進行期で治療経験のない濾胞性リンパ腫患者を対象にリツキシマブとレナリドミド(商品名レブラミド)との併用効果を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(RELEVANCE試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年9月12日]

 抗EGFR抗体であるセツキシマブ(商品名アービタックス)やパニツヌマブ(商品名ベクティビックス)は,KRASなどのRAS遺伝子野生型の転移性大腸がんに効果的であると知られていますが,RAS遺伝子野生型の転移性大腸がんに対する1次療法として,オキサリプラチン,5-FU/ホリナート併用のFOLFOX-4療法とセツキシマブの有効性はランダム化比較第III相試験で検討されていないため,RAS遺伝子野生型の転移性大腸がんに対する1次療法として,FOLFOX-4療法とセツキシマブ併用の効果を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(TAILOR試験)が行われ,その結果が報告されています。

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 [更新日:2018年9月7日]

 ニンテダニブ(商品名オフェブ)は、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)および線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)、血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)を標的とする低分子チロシンキナーゼ阻害薬で,「特発性肺線維症」に対する治療薬として認可されています。また,卵巣がんや非小細胞肺がんに対する有効性も報告されています。Annals of Oncology誌のオンライン版に,標準治療で増悪した局所進行性または転移性大腸がんに対するニンテダニブの効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(LUME-Colon 1試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年9月6日]

 細胞周期G1期からS期へ移行させるサイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6を選択的に阻害するパルボチクリブ(商品名イブランス)が,ホルモン受容体陽性,HER2陰性の手術不能または再発乳がん治療薬として,承認されています。Annals of Oncology誌に,これまで1次または2次の内分泌療法にもかかわらず,増悪したホルモン受容体陽性,HER2陰性転移性乳がん患者を対象に,パルボチクリブ単独群と増悪前に投与していた内分泌療法との併用群との効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第II相試験(TREen試験)結果が掲載されています。

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