がん臨床研究情報

 [更新日:2019年4月22日]

 50%以上の腫瘍細胞にPD-L1陽性が認められる進行非小細胞肺がん患者に対する1次療法として,ペムブロリズマブ(製品名キイトルーダ)とプラチナ製剤を含む2剤併用化学療法との効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(KEYNOTE-024試験)でペムブロリズマブが化学療法群に比較して,無増悪生存期間,全生存期間,奏効率が有意に良好であることが示されています。Lancet誌に1%以上の腫瘍細胞にPD-L1陽性が認められる進行非小細胞肺がん患者に対する1次療法として,ペムブロリズマブとプラチナ製剤を含む2剤併用化学療法の効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(KEYNOTE-042試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年4月19日]

 エルロチニブ(商品名タルセバ)はEGFR遺伝子変異(エクソン19欠失,エクソン21Leu858Arg点変異)を有する例に効果的なのですが,治療1年後には耐性が出現すると知られています。Thr790Metが陽性になれば,エルロチニブやゲフィチニブは効果が認められず,オシメルチニブ(商品名タグリッソ)が効果的であることが知られています。Lancet Oncology誌に,エクソン19欠失,エクソン21Leu858Arg点変異のEGFR遺伝子変異を有する非扁平上皮非小細胞肺がん患者を対象に,エルロチニブ単独群とエルロチニブとベバシズマブ併用群効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(NEJ026試験)の中間解析結果が報告されています。

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 [更新日:2019年4月17日]

 III期または高リスク結腸がんの術後補助化学療法として,2週毎の5-FU,ホリナート,オキサリプラチン併用のFOLFOX療法またはカペシタビンとオキサリプラチン併用のCAPOX療法を3ヵ月行う群と6ヵ月行う群を比較するランダム化試験(IDEA試験)が報告されています。この試験は,日本,米国/カナダ,プランス,イタリア,ギリシア,英国などの各地でおのおのでランダム化され,それらの地区別の効果をまとめた報告とと全体をまとめた結果が報告されています。米国臨床腫瘍学会(ASCO)ではこれらの結果に基づいて,「III期結腸がんのオキサリプラチンを含む術後療法の期間」に関するガイドラインをまとめて公表しました。このガイドラインのクリニカルクエッションと推奨について記載します。

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 [更新日:2019年4月15日]

 がん患者の貧血に対する赤血球増殖刺激薬(ESA)の使用については,これまで多くの議論がありました。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,専門家委員会が医学文献のシステマティック・レビューに基づいてガイドラインのアップデートが掲載されています。ガイドライン・クエッションとその推奨を紹介します。

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 [更新日:2019年4月12日]

 進行胆道がんの1次療法としては,ゲムシタビンとシスプラチン併用のGC療法などが標準となっていますが,胆道がんの術後補助化学療法に関してはいまだ確立されたものはありません。Lancet Oncology誌のオンライン版に胆道がんの術後補助化学療法としての,カペシタビン(商品名ゼローダ)の効果を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(BILCAP試験)結果が掲載されています。

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