がん臨床研究情報

 [更新日:2019年10月7日]

 局所進行上咽頭がんに対しては,プラチナ製剤を含む化学放射線療法が標準治療と考えられていますが,ゲムシタビンとシスプラチン併用の導入療法が効果的ではないかと報告されています。New England Journal of Medicine誌に,局所進行上咽頭がんの1次療法として,ゲムシタビンとシスプラチン併用の導入療法に引き続く同時化学放射線療法を行う群と同時化学放射線療法のみを行う群の効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験結果が報告されています。

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 [更新日:2019年10月4日]

 EGFR遺伝子変異が認められる非小細胞肺がんの1次療法としてゲフィチニブ(商品名イレッサ)と,シスプラチンとドセタキセル併用の化学療法との効果を比較するランダム化比較第III相試験(WJTOG3405試験)が行われ,ゲフィチニブ投与群は,シスプラチンとドセタキセル併用による化学療法を受けた患者に無増悪生存期間が長いことが認められています。Annals of Oncology誌のオンライン版に,この試験の追跡調査による全生存期間に関する最終解析結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年10月3日]

 生殖系にBRCA変異が認められ,これまで転移腫瘍に対する化学療法を1レジメン以上行ったHER2陰性転移性乳がん患者を対象にPARP阻害薬オラパリブ(商品名リンパルザ)と主治医が選択する化学療法の効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(OlympiAD試験)の結果,無増悪生存期間が有意に延長することが報告されました。Annals of Oncology誌に,全生存期間など最終追跡結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年10月1日]

 これまで治療経験のない中間リスクおよび不良リスクの進行腎細胞がん患者の1次療法として,抗PD-1抗体のニボルマブ(商品名オプジーボ)と抗CTLA-4抗体であるイピリムマブ(商品名ヤーボイ)の併用群とスニチニブ(商品名スニチニブ)の効果を比較するランダム化比較第III相試験(CheckMate214試験)で,ニボルマブとイピリムマブ併用群の全生存期間や奏効率はスニチニブ群に比較して有意に良好であることが示されています。Lancet Oncology誌に,この試験の更なる追跡調査結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年9月30日]

 ニボルマブ(商品名オプジーボ)は,これまで治療経験のある進行扁平上皮非小細胞肺がん(第III相試験:CheckMate 017試験)や進行非扁平上皮肺がん(第III相試験:CheckMate 057試験)に対して,ドセタキセルに比較して,有意な奏効率や全生存期間の改善が報告されています。Lancet Oncology誌のオンライン版に,第II相試験のCheckMate 063試験および第I相試験のCheckMate 003試験の4試験の統合解析による4年生存率を評価した結果が掲載されています。

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