がん臨床研究情報

 [更新日:2018年4月20日]

 EGFR遺伝子野生型の進行非小細胞肺がんの1次療法はプラチナ製剤を含む化学療法と考えられてきましたが,PD-L1が50%以上認められる例では,ペムブロチズマブ(商品名キイトルーダ)は標準化学療法より効果的であることが報告されており,化学療法との併用効果を評価する第II相試験では,奏効率や無増悪生存期間が化学療法単独より効果的であることが報告されています。New England Journal of Medicine誌のオンライン版に,活性型EGFR遺伝子変異やALK変異が認められない転移性非扁平上皮非小細胞肺がん患者の1次療法として,ペメトレキセドとプラチナ製剤併用療法にペムブロチズマブとの併用を行った群とプラセボ併用群の効果を比較するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(KEYNOTE-189試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年4月18日]

 EGFRチロシンキナーゼ阻害薬の効果はざ瘡様皮疹と関連があると知られています。免疫チェックポイント阻害薬であるニボルマブ(商品名オプジーボ)に関しても悪性黒色腫では免疫関連有害事象(irAE)と効果が関連があると知られています。JAMA Oncology誌に,2次療法以降の治療としてニボルマブを使用した進行または再発非小細胞肺がん患者を対象に,免疫関連有害事象と有効性の関連性を検討したレトロスペクティブ解析結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年4月16日]

 活性型EGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺がん患者の1次療法としてEGFRチロシンキナーゼ阻害薬は標準化学療法より無増悪生存期間が良好であることが示されています。また,活性型EGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺がん患者の1次療法として,カルボプラチンとペメトレキセド(商品名アリムタ)とゲフィチニブ(商品名イレッサ)の同時併用が効果的なのか,逐次併用が効果的なのかを検討するランダム化比較第II相試験(NEJ005試験/TCOG0902試験)で同時併用群の全生存期間が良好であることが示されています。ESMO Open誌に,NEJ005試験/TCOG0902試験の追跡結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年4月13日]

 免疫チェックポイント阻害薬は多くのがん種で有効性が報告されていますが,種々の機関で,その有害反応対策に関するガイドラインを作成し公表しています。British Medical Journal誌に抗PD-1抗体と抗PD-L1抗体の有害事象に関するメタ分析結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年4月10日]

 転移性乳がんに対する3次療法以降の標準治療に関しては未だ確定されていないのが実情と思います。Annals of Oncology誌のオンライン版に,これまで種々の治療を行ってきた転移性乳がん患者を対象に,新たなビンカアルカロイド系微小管作用薬として知られるビンフルニンと主治医が選択するアルキル化剤との効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験結果が掲載されています。

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