がん臨床研究情報

 [更新日:2019年2月15日] 

 細胞周期G1期からS期へ移行させるサイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6を選択的に阻害するパルボチクリブ(商品名イブランス)は,ホルモン受容体陽性,HER-2陰性進行乳がん患者に対してフルベストラント(商品名フェソロデックス)との併用効果があることが,ランダム化比較第III相試験(PALOMA-3試験)で報告されています。European Journal of Cancer誌に長期の有効性に関連する因子を検討した結果が報告されています。

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 [更新日:2019年2月13日]

 活性型EGFR遺伝子変異やALK転座が認められず,50%以上の腫瘍細胞にPD-L1陽性が認められる進行非小細胞肺がん患者を対象に,1次療法として,ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)単独群とプラチナ製剤を含む2剤併用化学療法群との効果を比較したランダム化比較試験(KEYNOTE-024試験)で,ペムブロリズマブ単独群が無増悪生存期間,全生存期間,奏効率が有意に良好であることが示されています。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,追跡調査による全生存期間とクロスオーバーによる影響や有害事象についての検討結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年2月8日]

 血管内皮増殖因子受容体(VEGFR-2)に対する完全ヒト型IgG1モノクロナル抗体であるラムシルマブ(商品名サイラムザ)は,進行胃がんまたは胃-食道接合部腺がん患者の2次療法として効果的であることが報告されていますが,進行食道がん/胃がん/胃-食道接合部腺がん患者の1次療法としてオキサリプラチン,5-FU,ホリナート併用のmFOLFOX6療法とラムシルマブの併用では改善効果がないことが報告されています。Lancet Oncology誌のオンライン版に,転移性胃がんまたは胃-食道接合部がん患者の1次療法として,シスプラチンとカペシタビンまたは5-FU併用にラムシルマブを併用することが効果的かどうかを検討するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(RAINFALL試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年2月6日]

 ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)が亢進し,生殖系にBRCA1またはやBRCA2の変異を認める乳がんや卵巣がんにはPARP阻害薬が効果的であることが報告されています。ベリパリブは開発段階にあるPARP阻害薬ですが,BRCA1/2変異再発または転移性乳がん患者では,カルボプラチン,パクリタキセルとの併用の第II相試験で,奏効率は有意な改善を示したものの,無増悪生存期間,全生存期間とも有意な改善を認めていません。Journal of Clinical Oncology誌に,進展型小細胞肺がんの1次療法として,シスプラチン,エトポシド併用のCE療法とベリパリブの併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第II相試験(ECOG-ACRIN 2511試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2019年2月5日]

 種々のがん種で抗PD-1抗体や抗PD-L1抗体の有効性が報告されています。Lancet誌に,再発または転移性頭頚部扁平上皮がん患者を対象に,ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)とメトレキサート,ドセタキセルとセツキシマブ(商品名アービタックス)の併用療法との効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(KEYNOTE-040試験)結果が掲載されています。

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