がん臨床研究情報

 [更新日:2017年1月23日]

 再発または難治性多発性乳がんを対象にカルフィルゾミブ(商品名カイプロリス),レナリドミド(商品名レブラミド)とデキサメタゾンの併用療法とレナリドミドとデキサメタゾンの併用療法の効果を比較したランダム化比較第III相試験(ASPIRE試験)結果が報告されています。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,この試験を追跡して全生存期間の解析を行った結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年1月19日]

 卵巣がんでは病巣が腹腔内漿膜側に存在するため,腹腔内に広く進展しやすく,また進行がんとして発見されることが多く,病巣が腹腔内にあるため,直接化学療法剤を腹腔内投与することの可能性が指摘されていました。New England Journal of Medicine誌にカルボプラチンとパクリタキセルによる術前化学療法後に中間期腫瘍減量手術(interval cytoreductive surgery)を受けた進行卵巣がん患者を対象に,シスプラチンによる腹腔内温熱化学療法の効果を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年1月17日]

 肝細胞がんに対しては,ソラフェニブ(商品名ネクサバール)やレゴラフェニブ(商品名スチバーガ)の経口マルチキナーゼ阻害薬の有効性が報告されています。Lancet Gastroentelrology and Hepatology誌に,非切除幹細胞がん患者を対象にVEGFR-2やPDGFR-βのチロシンキナーゼ阻害剤であるオランチニブと肝動脈化学塞栓療法(TACE)の併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(ORIENTAL試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年1月15日]

 カボザンチニブは,VEGF2受容体キナーゼ,METキナーゼなどを阻害する経口チロシンキナーゼ阻害薬として知られ,VEGFR標的チロシンキナーゼ阻害薬の投与中または投与終了後6ヵ月以内にX線的に腫瘍増悪を認めた転移性腎細胞がん患者を対象とした第III相試験,カボザンチニブはmTOR阻害薬であるエベロリムスに比較して,全生存期間,無増悪生存期間,奏効率が有意に良好であることが報告されています。Journal of Clinical Oncology誌に,試験開始前に骨転移を認めた患者での効果を検討した研究結果が掲載されています。

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 [更新日:2018年1月12日]

 乳がんの術前療法にて病理学的完全奏効(pCR)が得られた例は予後が良好であることが報告されていますが,トリプルネガティブ乳がんに関しては最適なレジメンは未だ報告されていませんが,ヒト血清アルブミンにパクリタキセルを結合させナノ粒子化したパクリタキセル製剤であるnab-パクリタキセル(商品名アブラキサン)とカルボプラチンの併用療法はアントラサイクリン製剤とタキサン製剤の併用療法よりpCRが高いことが報告されています。Journal of National Cancer Institute誌のオンライン版に,トリプルネガティブ乳がんを対象にnab-パクリタキセルとカルボプラチンの併用療法とnab-パクリタキセルとゲムシタビンの併用療法の効果を比較するランダム化比較試験(ADAPT-TN試験)の完全奏効率に対する結果が掲載されています。

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