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がん臨床研究情報

 [更新日:2017年10月20日]

 複数の脳転移が認められる転移性非小細胞肺がん患者に対しては,全脳照射(WBI)が行われることが多いのですが,神経認知的機能障害の懸念もあります。Lancet Respiratory Medicine誌に,複数個の脳転移が認められ,活性型EGFR遺伝子変異が認められる非小細胞肺がん患者を対象に,EGFRチロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)であるイコチニブとWBIの効果を比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(BRAIN試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年10月18日]

 抗PD-1抗体であるニボルマブ(商品名オプジーボ)は,悪性黒色腫,非小細胞肺がん,胃がんなどの治療薬として承認されています。Lancet誌のオンライン版に,2レジメン以上の化学療法に効果が認められないまたは不耐性の進行胃がんまたは胃・食道接合部がん患者を対象として,ニボルマブの効果を評価する日本,韓国および台湾で行われたプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(ONO-4538-12試験,ATTRACTION-2試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年10月16日]

 EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)は,エクソン19欠失やL858Rの活性型EGFR遺伝子変異が認められる例に効果的であることが知られていますが,エクソン20のT790Mが認められる例には,第一世代,第二世代のEGFR-TKIは耐性を示し,第三世代のEGFR-TKIといわれるオシメルチニブ(商品名タグリッソ)は効果を示すことが知られています。Lancet Oncology誌のオンライン版に,活性型EGFR遺伝子変異を有する進行非小細胞肺がんに対する1次療法として,第二世代の不可逆的EGFR-TKIであるダコミチニブと可逆的EGFR-TKIであるゲフィチニブ(商品名イレッサ)の効果を比較するランダム化比較第III相試験(ARCHER1050試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年10月13日]

 B細胞上に発現するCD20に対する抗体としてリツキシマブ(商品名リツキサン)が知られていますが,糖鎖改変型タイプII抗CD20モノクローナル抗体としてオビヌツズマブ(商品名Gazyva)が開発され,米国などでは濾胞性リンパ腫(FL)や慢性リンパ性白血病(CLL)の治療薬として知られています。New England Journal of Medicine誌にCD-20陽性濾胞性リンパ腫に対する1次療法として,標準化学療法にリツキシマブ併用する群とオビヌツズマブ併用群の効果を比較するランダム化比較第III相試験(GALLIUM試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年10月11日]

 選択的CDK4/6阻害薬として知られるアベマシクリブは,ホルモン受容体陽性,HER2陰性進行乳がんの2次療法として,フルベストラントとの併用により,フルベストラント単独群に比較して,無増悪生存期間や奏効率が有意に改善することがランダム化比較第III相試験(MONARCH 2試験)で報告されています。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,ホルモン受容体陽性,HER2陰性の閉経後進行乳がん患者の1次療法として,非ステロイド性アロマターゼ阻害薬であるレトロゾール(商品名フェマーラ)またはアストロゾール(商品名アリミデックス)とアベマシクリブの併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(MONARCH 3試験)結果が掲載されています。

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