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チオ硫酸ナトリウムはシスプラチンによる聴力障害を軽減する

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論文情報
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 [更新日:2018年6月21日] 

 シスプラチンによる聴力障害に対するチオ硫酸ナトリウムによる予防効果を評価するランダム化比較第III相試験(ACCL0431試験)では,チオ硫酸ナトリウムを併用することにより,シスプラチンを含む化学療法の聴力障害を有意に抑制することが認められましたが,遠隔転移例では,チオ硫酸ナトリウム併用の全生存期間が対照群に比較して有意に短縮することが認められ,チオ硫酸ナトリウム投与により,シスプラチンの効果を減弱する可能性も示唆されています。New England Journal of Medicine誌に,生後1ヵ月以上から18歳未満までの標準リスクの肝芽腫を有する18歳未満までの患者を対象に,シスプラチン投与後にチオ硫酸ナトリウムを投与し,全生存期間や無事象生存期間に悪影響なしにシスプラチンによる聴力障害の頻度や重症度を減弱するかどうかを検討したランダム化比較第III相試験(SIOPEL試験)結果が掲載されています。

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