TOP  >  がん臨床研究情報  >  最新エントリー

がん臨床研究情報

 [更新日:2018年2月21日]

 転移性去勢抵抗性前立腺がん対しては,化学療法の前及び後でもアンドロゲン受容体拮抗薬であるエンザルタミド(商品名イクスタンジ)が効果的と報告されています。New England Journal Medicine誌のオンライン版に,非転移性去勢抵抗性前立腺がんを示し,前立腺特異的抗原(PSA)の倍加時間が10ヵ月未満の患者を対象に,経口アンドロゲン受容体シグナル伝達阻害作用を示すアパルタミド投与群とアンドロゲン除去療法とプラセボを投与する群の無転移生存期間を比較するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(SPARTAN試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年2月19日]

 免疫チェックポイント阻害剤であるニボルマブ(商品名オプジーボ)は扁平上皮非小細胞肺がんに対する2次療法(CheckMate 017試験),非扁平上皮非小細胞肺がんに対する2次療法(CheckMate 057試験)として有効であることが報告されています。Annals of Oncology誌のオンライン版に,3年追跡により全生存期間の解析結果と肝転移例に対する影響を検討した統合解析結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年2月16日]

 進行卵巣がんに対しては,プラチナ製剤とパクリタキセル週1回投与と血管新生阻害活性を有するベバシズマブの併用が効果的であることが報告されていますが,VEGF受容体などのマルチターゲットチロシンキナーゼ阻害薬として知られるパゾパニブ(商品名ヴォトリエント)に関しては,いまだ十分なエビデンスがあるという状態ではないと思います。JAMA Oncology誌のオンライン版に難治性または再発卵巣がん患者を対象として,パクリタキセル週1回投与とパゾパニブの併用効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第IIb試験結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年2月15日]

 子宮体がんは一般に予後良好と知られていますが,類内膜腺癌G3 で筋層浸潤1/2 以上,漿液性腺癌,明細胞腺癌で筋層浸潤あり,付属器・漿膜・基靭帯進展あり,子宮頸部間質浸潤あり,腟壁浸潤あり,骨盤あるいは傍大動脈リンパ節転移あり,膀胱・直腸浸潤あり,腹腔内播種あり,遠隔転移ありの例は術後再発リスクが高いと考えられています。Lancet Oncology誌のオンライン版に高リスク子宮体がんに対して放射線療法期間中および照射後に補助化学療法を行う群と放射線療法単独群の効果比較するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(PORTEC-3試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません

 [更新日:2018年2月9日]

 III期大腸がんの標準術後化学療法は5-FUとホリナート併用療法,UFTとホリナート併用療法,5-FU,ホリナート,オキサリプラチン併用のFOLFOX療法,カペシタビン(商品名ゼローダ)単独投与,S-1(商品名ティーエスワン)単独投与などが推奨されています。Lancet Gastroenterology & Hepatology誌に,III期大腸がんの術後化学療法としてのS-1単独投与のカペシタビン単独投与に対する非劣性を評価するオープンラベル,ランダム化第III相試験(JCOG0910試験)結果が掲載されています。

...この先は閲覧許可があるユーザーしか読めません