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がん臨床研究情報

 [更新日:2017年12月15日]

 初期乳がんの術前化学療法と術後化学療法は,同等の生存期間を示し,術前化学療法により,乳房全切除率の低下が認められています。Lancet Oncology誌のオンライン版に,初期乳がんの術前化学療法と術後化学療法の長期の影響を検討したEarly Breast Cancer Trialists' Collaborative Groupのメタ分析結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年12月14日]

 ヒアルロン酸は,腫瘍内圧の上昇,血管の圧迫,間質の線維化などにより化学療法の効果を減弱させることが知られ,膵臓がんでは,細胞外マトリックスにHAが豊富に存在するため,化学療法の効果を減弱させることが知られています。ペグ化ヒトヒアルロニダーゼ(PEGPH20) はヒアルロン酸(HA)を除去することにより,化学療法の腫瘍内濃度の上昇や腫瘍増殖、転移の抑制がもたらされることが期待されています。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,PEGPH20の効果を評価するランダム化比較第II相試験結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年12月12日]

 進行期古典的ホジキンリンパ腫の標準的な化学療法はドキソルビシン,ブレオマイシン,ビンブラスチン,ダカルバジン併用のABVD療法と知られています。New England Journal of Medicine誌のオンライン版に,III期またはIV期古典的ホジキンリンパ腫の1次化学療法として,ABVD療法とブレオマイシンを除き,ドキソルビシン,ビンブラスチン,ダカルバジンに抗CD30モノクローナル抗体に微小管阻害薬モノメチルアウリスタチンEを結合したブレンツキシマブ・ベドチン(商品名アドセトリス)を併用したA+AVD療法の効果を評価するオープンラベル,ランダム化比較第III相試験(ECHELON-1試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年12月8日]

 経口ヌクレオシド系抗悪性腫瘍剤TAS-102(一般名:トリフルリジン・チピラシル塩酸塩,製品名ロンサーフ)は,有効成分としてトリフルリジン(FTD)とチピラシル塩酸塩(TPI)を1:0.5のモル比で配合し,一次・二次治療及び術前・術後補助療法を除く治癒切除不能な進行・再発の大腸がんの治療薬として認可されています。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,2-3レジメンの化学療法に対し難治性または不耐性を示したアジアの転移性大腸がん患者を対象として,TAS-102の効果を評価するプラセボ比較,二重盲検,ランダム化比較第III相試験(TERRA試験)結果が掲載されています。

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 [更新日:2017年12月7日]

 胃がんの術後化学療法として,日本ではシスプラチンとS-1(商品名ティーエスワン)などのフッ化ピリミジン製剤との併用が標準とされています。Journal of Clinical Oncology誌に,胃がんまたは胃-食道接合部がんの治癒切除後の術後療法として,エピルビシン,シスプラチン,5-FU併用による化学放射線療法(ECF群)と5-FUとホリナート併用による化学放射線療法(FU/LV群)の効果を比較するランダム化比較第III相試験(CALGB 80101試験)結果が掲載されています。

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