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がん臨床研究情報

 がん医療における医療ミスが問題になっており,がん医療も入院治療から外来化学療法などの外来治療にシフトしてきているなかで,薬物投与過誤の危険性も増加していると思われます。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に外来治療を受けている成人または小児のがん患者での,薬剤投与過誤の実態を調査した研究結果が掲載されています。

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 先日,紹介した緩和ケアクリニックの評価の研究ですが,見やすいように表で紹介つもりでしたが,システムの関係で上手く記載されていませんでしたので,データが読めるように,書き直し,再掲しました。

 がん対策基本法では,がん治療の早期から緩和ケアの必要性が唱われ,緩和ケア外来の取り組みを行っている施設もあります。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版にオンコロジー緩和ケアクリニック(Oncology Palliative Care Clinic,OPCC)の有効性について検討したカナダの研究が掲載されています。

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 がん疼痛治療においては,痛みの強さや性質をアセスメントすることから始めることになります。Journal of Clinical Oncology誌のオンライン版に,疼痛治療開始時期の痛みの強さ(pain intensity)と疼痛緩和までの期間までの期間の関連性を調べた研究結果が掲載されています。

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 オピオイド製剤であるオキシコドン(商品名オキノーム,オキシコンチン)は,CYP3A4やCYP2D6により代謝されることが知られています。Clinical Pharmacology and Therapeutics誌に,手術を予定している患者にオキシコドン速放製剤投与後の薬物動態パラメータを測定した研究が報告されています。

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 経口フッ化ピリミジン製剤であるカペシタビン(商品名ゼローダ)は,最終的に腫瘍組織または正常組織のチミジンホスフォリラーゼ(TP)で5-FUに変換して効果を発揮するプロドラッグであることが知られ,TPのup-regulate作用があるドセタキセルとの併用で転移性乳がん患者の生存期間を延長することが報告されています。今月,米国で開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウムで,再発リスクが高い乳がん患者の術後補助療法として,ドセタキセルを含む化学療法にカペシタビンを併用することで,無再発生存期間が延長するかどうかを評価した第III相試験(FinXX試験)結果の中間解析結果が報告されています。

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