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診断技術の進歩,効果のある抗がん剤の開発,放射線照射法の改良などでがん治療は著しく進歩してきているにも関わらず,がんによる死亡数も増加しつづけ,30万人以上の方々ががんでなくなっています。

我が国でも,がんと診断された後の標準的な治療法の確立,がんの進展に伴う症状に対する緩和ケアの充実,そして人生の最期を豊かに過ごすホスピスの提供など医療および介護供給体制の整備が徐々にではありますが行われるようになりました。

さらに,最近,抗がん剤,副作用を軽減する薬剤,症状を緩和する薬剤など新たな薬剤が開発され,治療成績の向上に期待されていますが,残念ながら,患者さんの「がんを治したい」という希望には,未だ応えられず,残された人生を出来るだけ長く,かつ豊かにしていただくことが現在のがん医療の目的になると考えられます。


爽秋会グループは宮城県で在宅ホスピスケアを実践している岡部健医師が創立した岡部医院が中心ですが,多くの患者さんが人生の秋を爽やかに過ごして頂きたいという願いを込めて「爽秋会」という名前にしております。

爽秋会クリニカルサイエンス研究所は,がんの早期からホスピスケアまでの一貫したがん医療(Comprehensive Cancer Care)の質の向上を願い,がん患者さんを始めとして,医師,看護師,薬剤師などの医療専門職,製薬企業の方々に,最新情報のみならずガイドライン情報を発信すると同時に,在宅ホスピスケアシステムの普及,がん医療および緩和医療に関する研究支援,教育を行う目的に,2004年4月に設立致しました。


当研究所は,がん患者さん,医師,看護師,薬剤師などの医療専門職,製薬企業の方々に少しでもお役に立つことが出来,がん医療の質が向上することを最大の願いとしています。

平成18年10月
爽秋会クリニカルサイエンス研究所
代表 瀬戸山 修
代表者経歴